サイトアイコン IT NEWS

あおり運転検知で自動記録&警告!ユピテル「Y-400di」【2カメラドラレコ集中テスト】

【特集】2カメラドラレコ集中テスト

道路交通法の改正で罰則が厳しくなっても、いまだにニュースで騒ぎを目にする機会の多い“あおり運転”による交通トラブル。後方の様子も記録できる2カメラ使用のドライブレコーダー(ドラレコ)の装着は必至だ。そこで最新モデルを昼夜で実際に使って、レポートをお届けするのでぜひ、購入の参考にしてもらいたい! 今回はユピテル「Y-400di」だ。

■あおり運転を検知すると自動で映像記録&警告!

ユピテル
「Y-400di」(実勢価格:3万6080円前後)

▲本体、リヤカメラともにブラケット一体式の円筒型ボディを採用。本体内にはGPSアンテナやGセンサーを内蔵し、走行情報の取得が行える

本体にリヤカメラを組み合わせたユピテルの最新2カメラモデル「Y-400di」。ブラケット一体式のボディは見た目がスマートなだけでなく視界を妨げない装着が可能。無線LANによって専用アプリをインストールしたスマホとワイヤレス接続し、記録映像のダウンロードやリモートコントロールも行える。

▲右側面のボタンを押すと記録映像が上書きされないよう保護できる。背面には動作確認用インジケーターも装備

このモデルでは「あおり運転」対策機能を大幅に強化。後方からの車両接近が5秒間続くと「あおり運転」と判断し、ドライバーに音声で通知を行う。さらに、5秒間(合計秒間)続くと危険運転と判断し、再通知とともに記録映像を常時録画と別のフォルダに保存。しかもmicroSDメモリーカードだけでなくスマホにもワイヤレスで録画を行う業界初の機能を備える。

また、リア専用画像処理エンジンを備え、色合いや明るさなどを細かく設定して一段と見やすくチューニングできる。映像データ伝送には、イーサネット規格デジタル伝送を採用し、クリアな映像記録が可能だ。前後カメラともに200万画素STARVISセンサーを採用し、昼間だけでなく夜間も鮮明な録画を実現。

▲Windows PC向けビュワーソフト。前後映像を同時に見られるだけでなく、GPSやGセンサーに基づくデータも表示

黒つぶれや白飛びを低減するHDR機能も搭載している。オプションを接続すれば駐車中の当て逃げや車上荒らしに対応できる駐車記録が可能だ。

 

【設定】スマホとの接続により手元でOK

専用アプリをインストールしたスマホと無線LAN接続をして利用。映像のダウンロードや各種の設定が可能だ。

 

【再生】HDR搭載で黒つぶれや白飛びなし

<昼間> 隅々までクリアで見やすく画質もハイレベル

▼FRONT

▲フルHD画質で映像を記録。隅々まで鮮明でクラストップレベルの高画質を達成している

▼REAR

▲リア専用画像処理エンジンやイーサネット規格デジタル伝送などで、きわめてクリアな映像

<夜間> スモークフィルム装着車でも問題なく使える

▼FRONT

▲STARVISセンサーを採用した“スーパーナイト”を搭載。暗闇でも人やクルマを明確に記録する

▼REAR

▲プライバシーガラスやスモークフィルムを装着した車両でも黒つぶれが発生しにくい

>> 【特集】2カメラドラレコ集中テスト

※2021年6月16日発売「Car GoodsPress」95号46ページの記事をもとに構成しています

<レポート/浜先秀彰 撮影/澤田和久>

 

【関連記事】

◆後方の映像はスマホに保存!2カメドラレコであおり運転対策を
◆高画質・高感度・大画面、欲しい機能が全部揃った2カメドラレコ
◆人気はあおり運転対応モデル!最新ドラレコ9選【新作カー用品ベストバイ】 

モバイルバージョンを終了