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ヴィーナスフォートに、現地でも遠隔でも同じように楽しめるXR空間出現

森ビル株式会社と株式会社NTTドコモは、株式会社ホロラボの協力のもと、お台場のヴィーナスフォートにてXR技術を活用した実証実験を2021年3月に実施しました。そしてこのたび、ヴィーナスフォートでの体験をより拡張すべく、実証実験第2弾を実施します。

第1弾の実施内容

第1弾では、ARクラウド技術とデジタルツインを活用。2階の噴水広場~教会広場において、タブレットやウェアラブルデバイス「Magic Leap 1」を介し、施設内を回遊しながら現実世界の景観に合わせたクーポンや広告などの情報をAR表示しました。加えて、多層的なAR空間レイヤーを設定することで、ユーザー属性に応じてパーソナライズされた情報・広告・コンテンツを提供しています。

また、施設案内や隣接施設の情報、近隣の公共交通機関のダイヤなどをARで表示し、直感的なナビゲートも実現。さらには、ユーザーがヴィーナスフォートを舞台とするRPGに挑戦できるARマルチプレイ探索型ゲームも展開されました。

遠隔地からでも楽しめる第2弾

第2弾では、前回の実施内容に加えて、現地におけるAR体験だけではなく、PCやVRゴーグルを介して遠隔地からの体験も可能にするXR空間を提供します。

具体的には、バーチャル広告の配信や直観的なナビゲーションによるショッピング体験と、施設内各所に配置されているキャラクターからアイテムを受け取りながら教会広場に潜むドラゴンを倒すARゲーム体験を楽しめるようです。

今回注力したのは、現地にいるような没入感を実現する空間の創出。高精細スキャン技術とデジタルアーカイブ技術を活用し、PCやVRデバイスからアクセスしたユーザーの目にも現地で見るのと変わらない景色を届けます。

またこのたびは、ドコモが開発を進めるXRコンテンツ開発ツールと連携したセンサープラットフォーム 「Linking」を活用し、人感センサーで取得した館内の混雑状況やビーコンデバイスを持った子どもの居場所などのリアルタイムな情報を可視化する検証も行うようです。

なお、実験期間中のうち2021年7月10日・11日と7月17日・18日の計4日間は一般参加も可能。2階噴水広場付近の受付にてタブレットを受け取り参加できます(先着順)。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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