生涯十分な数の歯を維持し、カラダ全体の健康維持につなげるためには、歯みがきなどのセルフケアに加え、定期的な歯周病検診や予防歯科通院が重要となるようです。しかし、2015年の歯周疾患検診受診率はわずか5%程度と低く、受診率向上が課題となっています。
そこで株式会社NOVENINEは、第一生命保険株式会社や静岡県浜松市が官民連携で行なう社会実証事業「浜松ウエルネス・ラボ」に対し、口臭が測れるスマート電動歯ブラシ「NOVENINE SMASH」や付随するサービスを提供。健康的なオーラルケア習慣へ貢献すると共に、歯周病予防のための意識向上や行動変容への有用性を検証します。
「NOVENINE SMASH」とは?
測定結果は、LEDランプの色によって表示され、本体に約30日分を保存可能(1日2回の歯みがきの場合)。また、本体と専用スマートフォンアプリを連携すると、データが「オーラルスコア」として数値化されます。
アプリには、口腔内の写真撮影や口腔データ解析、オンライン歯科サービスなどが付帯していて、セルフケアだけでは難しいオーラルケアを実現するようです。
長さ21.6cmのコンパクトな設計で、歯茎にやさしい「スタンダード」「ソフト」の2段階のブラッシングモードを搭載。専用スタンドに置いてフル充電(約6時間)を行うと、1週間以上使用できるようです(1日2回使用)。なお同製品は、2021年3月にMakuakeにてプロジェクトを実施。目標金額の708%を達成し、成功を収めています。
「浜松ウエルネス・ラボ」での検証
2021年7月~10月の約3ヶ月間、口臭測定・口腔内写真撮影から取得したデータをもとにした歯科評価レポートやオンライン歯科医師相談を実施し、歯周病予防のための意識向上や予防歯科通院などの行動変容につなげられるかを検証します。
これまで「浜松ウエルネス・ラボ」では、第一生命保険による「健康増進アプリを活用した健康課題改善」の検証を実施。ヘルスケアコンテンツを追加したアプリ「健康第一」の通知機能などを活用し、特定健康診査未受診者への受診勧奨や継続的な運動習慣の喚起を行いました(2020年11月~2021年3月)。
また現在も、キリンホールディングス株式会社および吉本興業株式会社による、「笑い」が脳機能におよぼす健康効果を科学的に検証する実証事業を実施中です。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/157908
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口