台湾メディアDigiTimesが、SamsungはGalaxy S22(仮称:2022年モデル)に超薄型放熱部品「ベイパーチャンバー」を搭載する可能性があると報じました。同部品は、iPhone13シリーズ(iPhone12sとの噂もあり)に採用されると、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えていました。
発熱対策に有効な薄型冷却機構
ベイパーチャンバーはHuawei、Xiaomi、 Oppo、Vivoなどの中国ベンダーの製品を中心に採用されています。
Samsungは、AMD RDNA2アーキテクチャベースのGPUと新型Exynosチップを搭載するGalaxy S22シリーズで、ベイパーチャンバーを搭載する可能性があるようです。
ベイパーチャンバーは従来の冷却機構であるグラファイトシートやヒートパイプと比べ、スペース効率と放熱性能に優れることから、5G対応に伴うチップ数増加や部品の発熱対策に有効だと期待されています。
iPhone13 proシリーズが搭載か
アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone13シリーズのうちProシリーズの2機種がベイパーチャンバーを搭載すると予想しています。
同モデルにはリフレッシュレートが最大120HzとなるProMotionディスプレイが搭載される見通しであることから、これに関連した部品類の放熱対策としてベイパーチャンバーが用いられるのかもしれません。
iPhone13シリーズのベイパーチャンバーは、Nidec CCIとAurasが供給するとみられています。
Source:DigiTimes
Photo:EverythingApplePro E A P/YouTube
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