ペーパーレス化が進んだ昨今ではありますが、紙の書類を手にする機会も決して少なくありません。手元に集まった書類や資料をまとめるのに活躍するのが、「ホッチキス」の名称でおなじみマックスのステープラーです。
実はこのホッチキス、書類や資料をまとめて綴じるだけじゃなく、上手に使えば簡単な小冊子を作れるんです。どうせだったらもっと使いやすく!ということで、人気の「Vaimo11」シリーズから、中綴じ製本に特化したロングタイプ「Vaimo11 LONG(バイモイレブン ロング)」(1万450円)が登場しました。
まず、一般的な10号針使用のホッチキスで対応できる最大枚数は20枚〜30枚前後。ですが、実際の事務作業では30枚を超える大量の資料を綴じなくてはならない場面もままあります。
卓上ホッチキスなら対応できるけど、針も太いし力も要る、本体も重くて扱いにくい。分厚い資料の束をもっと手軽にまとめたい、そんな現場のニーズに応えて2002年に登場したのが「Vaimo11」シリーズ。新開発の11号針を用いることで、最大40枚もの紙を軽い力で留められるハンディタイプのホッチキスです。
その「Vaimo11」シリーズのニューフェイスとして7月15日に登場するのが「Vaimo11 LONG」。その名の通りのロングタイプで、中綴じ製本に特化したさまざまな機能を備えています。
用意した原稿を中綴じ用に面付けして印刷、ページ順に揃えたら、あとは見開き中央の折り部分に沿ってホッチキスを打てば、開きやすく読みやすい小冊子のできあがりです。
厚い紙の束をしっかり綴じられる秘密は、新開発の「先曲げクリンチ」機構にあります。従来の「Vaimo11」シリーズでは、裏面に出た針がフラットな状態になる「フラットクリンチ」を採用していましたが、これに比べて「先曲げクリンチ」では針先端が内側に軽く折り曲がった形で仕上がるのが特徴。針先が紙方向に向くことでページ数が増えてもしっかり押さえてくれるし、ページをめくったときもひっかかりにくくなっています。
加えて、常に最適な位置にホチキスを打つための工夫として、ネジ固定式の「ストッパー付置決めゲージ」と、ズレを防止するための「本体滑り止めラバー」を採用するなど、冊子作成を想定した細かな配慮が光ります。
対応枚数は2~30枚、つまり中綴じ製本であれば最大120ページまでの小冊子の作成が可能。従来、この厚みの冊子を作るには線径の太い3号針を使用する機種が必要でしたが、この「Vaimo11 LONG」では他の「Vaimo11シリーズ」と同じく、定番10号針と同様線形の細い11号針を使っているため見た目もスッキリ。特に、「Vaimo11」ユーザーなら針を共用できるのは大きなメリットといえそう。
仕事はもちろんプライベートでも、簡単なマニュアルやパンフレットが手軽に手作り可能。軽い使用感はそのままに最大120ページの製本ができるって、ちょっと驚きかもしれません。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/384422/
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