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高画質&広視野角な前後2カメラ型ドライブレコーダーでいざに備える

ドライブレコーダーの記録媒体といえば、SDカードやmicroSDカードが定番ですよね。ドラレコに付属している場合が多く、また大きな容量のものへと交換するのも簡単かつ安価に行えます。ただ、どちらのカードも耐衝撃性に乏しく、また読み書きを重ねるほど劣化が早く進むなどの弱点を抱えているのは気になるところ。これは“万が一の事態を映像で記録”が主目的のドラレコにとって、見過ごせないウイークポイントといえるかも。

クラウドファンディング・GREEN FUNDINGに登場した慶洋エンジニアリングのドライブレコーダー「AN-R092」(2万2620円〜 7月4日現在)は、そんな不安を解消する仕様を搭載。記録媒体に耐衝撃性&高寿命を備えた“産業用eMMC(組み込み用マルチメディアカード)”を採用し、さらにフルハイビジョンを超えるWQHD画質で映像を記録するなど、安心の性能を備えています。

「AN-R092」は、フロントとリアの2カメラタイプ。フロントカメラはWQHD(2560×1440p)・SONY製CMOSセンサー「STARVIS」による500万画素の超高画質で、リアカメラも一般的なドラレコでは上級クラスのフルHD(1920×1080p)200万画素で記録し、LED信号の無点灯録画を未然に防ぐ1フレーム27.5fpsで撮影します。記録画角は、フロントカメラが水平115度×垂直61度×対角140度。リアカメラは同102度×53度×124度と、死角を作らずワイドなエリアをカバーします。

もちろん、明暗差による画面の白潰れ&黒潰れを防止するHDR(ハイダミックレンジ)機能はしっかり備えており、衝撃を感知して事故前後の映像を記録するGセンサー、走行位置や距離、時間などを記録するGPS機能、音声案内など、多彩かつ充実した機能を搭載。2.4インチ小型TFTディスプレイでさまざまな情報を確認できる他、音声案内で各種動作を読み上げるなど、ユーザーにやさしい仕様も備えています。

そして最大の特徴となるのが、記録媒体に耐衝撃性と長寿命、交換不要によるコスパの良さも備えたeMMCを採用していること。

映像の確認も本体搭載の小型ディスプレイに加え、Wi-Fi(内蔵)接続によって手持ちのスマホ等でリアルタイムで表示できる他、本体を取り外してPC等にUSB Type-Cケーブル(付属)で接続し、無料の専用ビューワー(windowsのみ対応)で、またスマホ等でも専用アプリで、記録した映像を確認できます。

容量は64GBと大きく、フロントカメラ+リアカメラで約5時間20分、フロントカメラのみで約9時間と長時間の録画が可能。解像度とフレームレートを調整することで、さらに記録時間を伸ばせます。

車内へは付属のプラケットで設置し、給電は付属のUSB Type-Cケーブル+アダプタによるシガーソケット経由と、車の電源に直結できる電源ケーブル(こちらも付属)経由の2種類から選択。複雑な配線を必要としないため、簡単接続&見た目にもすっきりと整えられます。

本体サイズはフロントカメラが約70×85×35mmで重さ約110g。リアカメラは約55×40×25mm、重さは約30g(ともにケーブル、プラケットは含まず)と、ともにコンパクト。カラーはブラックです。

高画質での長時間録画に対応するだけでなく、万が一の事故遭遇時でも映像をしっかりと残せる記録媒体の頑強さがうれしいドライブレコーダーです。

法改正でドラレコ設置の義務化(2022年5月以降の新車、その他は2024年予定)が決まっています。まだの人はそろそろ準備しておいてもいいかもしれませんよ。

>> GREEN FUNDING「AN-R092」

<文/&GP>

 

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