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freeeとGMOあおぞらネット銀行が複数金融機関の事業用口座を一元管理できる法人向け入出金明細管理サービス

freeeGMOあおぞらネット銀行は7月12日、GMOあおぞらネット銀行の法人顧客に向けて、入出金明細管理サービス「freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」の提供を開始したと発表した。法人・個人事業主は無料で利用可能で、他行を含め複数の事業用口座の残高・入出金明細を一元管理できる。freeeが同サービスをネット銀行の顧客を対象に提供するのは初となる。

同サービスは、経営者自ら日々の入出金や資金繰り管理を行っている創業間もない企業やスモールビジネス企業にとって、いつでもどこでも入出金や残高確認・資金繰りの見える化を可能にするものという。

法人・個人事業主が複数の金融機関を利用している場合、各金融機関のオンラインバンキングに都度ログインし、入出金情報・残高確認を行う必要がある。ただこの際、金融機関ごとにログイン方式が違っていたり、利用する端末やOS・ウェブブラウザーの制約があったりと、ログイン時の作業などが負担になっているという課題があった。また、各金融機関に入出金明細や残高の情報がまたがっており、一覧性が確保されない点も課題となっているという。

freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行では、同サービスにログインするだけで、他行を含めた複数口座の明細や残高を、場所を問わずスマートフォンやパソコンから確認できる。また、先々の入出金予定も登録・管理できるため、支払い漏れ防止や将来の口座残高を予測することも可能という。

これまでも、freeeとGMOあおぞらネット銀行は提携によりオンライン完結・決算書不要・保証&担保不要の資金調達サービス「GMOあおぞらビジネスローン freee会員向け」などの提供を行っており、同サービスにより資金繰りの見える化を支援することで、さらに法人・個人事業主のビジネスの成長に貢献するとしている。

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カテゴリー:フィンテック
タグ:オンラインバンキング(用語)GMOあおぞらネット銀行(企業)freee(企業・サービス)日本(国・地域)

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