米カリフォルニア州立大学(CSU)は現地時間7月12日、テクノロジーを通して学生に公平な機会を提供する為のプログラム「CSUCCESS(California State University Connectivity Contributing to Equity and Student Success)」を開始することを発表しました。
2021年秋の新入生と編入生全員にiPad Air等を提供
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延の影響により、パソコンやモバイル機器にアクセスできないことが学力向上の妨げとなっていると学生達から指摘されていました。このプログラムの目的は、高品質で信頼性のあるパーソナルコンピューティングデバイスを提供し、公平性のギャップを埋め、学生たちの学習をサポートすることです。
最初の取り組みとして、CSUは2021年秋の新入生及び編入生全員に、iPad Air(64GB)、Apple Pencil、Smart Keyboard Folioを提供します。学生がこのプログラムに参加するには登録が必要で、大学は「キーボードアタッチメントとペンシルを使用すれば、iPad Airはラップトップにも匹敵する」としています。
CSUのジョセフI.カストロ学長は、「学習をサポートするために必要な革新的で新しいモバイルツールに、学生がすぐにアクセスできるようにすることを保証します」と述べ、iPad Airは学生が将来のキャリアに備えるための「強力なツール」としての役割を果たすとしています。
CSUの8つのキャンパスの学生がプログラムに参加
エンタープライズおよびエデュケーションマーケティング担当バイスプレジデント、スーザン·プレスコット氏は次のように述べています。
Appleは、教育は公平性と機会をもたらす強力な力であり、テクノロジーによって全ての学生が目標を達成できるようになると信じています。
iPad AirとApp Storeの素晴らしい教育アプリケーションが、カリフォルニア州のCSUキャンパスでの体験の中心となり、ハンボルトからサンマルコスまでの学生の学習とキャリア開発の一翼を担うことになると思うとワクワクします。
まず、カリフォルニア州にあるCSUの8つのキャンパス(ベーカーズフィールド、チャンネルアイランド、フレズノ、ハンボルト、ロサンゼルス、マリタイムアカデミー、ノースリッジ、サンマルコス)の学生が、第1段階プログラムに参加する予定です。
Source:The California State University via MacRumors
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