AppleがGoldman Sachsとパートナーシップを組み、Apple PayでBuy Now, Pay Later(BNPL/分割払い)機能を提供する可能性が浮上しましたが、報道のあと各国のBNPLサービス提供会社の株価が下落した、とReutersが報じています。
Apple Payの参入はBNPLプロバイダーの驚異に?
Goldman Sachsは、2019年からApple Cardの提供でAppleとパートナーシップを結んでいますが、Appleは同社とのコラボで分割払い機能を新たにApple Payに追加すると伝えられました。
この報道を受け、米国から多くの利益を上げていることで知られ、オーストラリアで上場しているBNPLプロバイダーのAfterpayの株価が10%下落しました。
加えて、より小規模なライバル会社ZipとSezzleの株価も下がっています。また、Nasdaqに上場しているAffirm Holdingsの株価も14%以上下落しました。
Apple PayはBNPL市場に食い込むか
Apple PayによるBNPLの提供は、銀行やクレジットカード会社よりも驚異が大きい、というのがCitiのアナリストの見方です。Apple Payは利用範囲がより広く、スマホ上や店舗での決済体験においても優れているためです。
BNPL市場は、COVID-19のパンデミックの影響でオンラインショッピングが増えたことで勢いを増しています。McKinseyの報告書によれば、2020年に米国内で分割払い決済のオプションを設ける小売業者の数はおおよそ3倍になったとのことです。
Source:Reuters
Photo:Afterpay
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania