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渋谷区・新宿区・豊島区のファミリーマート130店がバカンのトイレ混雑抑止IoTサービス「VACAN AirKnock」導入

バカンは7月16日、渋谷区・新宿区・豊島区のファミリーマート130店に、トイレ向け混雑可視化IoTサービス「VACAN Throne」(バカン スローン)、トイレの長時間利用を検知する「VACAN AirKnock」(バカン エアーノック)の提供を7月12日より順次開始したと発表した。

同サービスは、トイレの入退室をドアセンサーで検知し、滞在時間や利用頻度を管理するというもの。これにより、一定時間以上のトイレ滞在の場合は、来店客の安全確認が可能になる(個人情報を取得することは一切ない)。ファミリーマートでは、2020年から一部の店舗での実証実験を開始しており、実験の結果を踏まえ導入を拡大することとなった。

AirKnockの仕組み

VACAN Throneは、手のひらに収まる程度のセンサーを設置することで、トイレや会議室の空き情報をリアルタイムに可視化できるというサービス。検知した入退室の情報に関しては、デジタルサイネージやウェブサイト、アプリなどで確認でき、商業施設やオフィスなどですでに利用されている。

VACAN AirKnockは、VACAN Throneのオプション機能。VACAN Throneで取得した混雑情報と利用時間を、個室内壁面に設置したタブレットに表示可能で、導入済みのオフィスでは1個室あたり1日45分(参考値)のトイレ利用時間の削減効果を確認しているそうだ。

AirKnockのイメージ

また同サービスにより、トイレ利用時間や頻度などのデータを取得することで、より効率的な清掃や備品管理などのオペレーションの構築が期待できるという。長時間の利用をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生も早期に把握できるとしている。

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カテゴリー:IoT
タグ:バカン / VACAN(企業・サービス)日本(国・地域)

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