台湾メディアDigiTimesが、中国の大手ディスプレイパネルメーカーであるBOEの2021年上半期(1月〜6月)の純利益が前年同期比10倍増になる見通しだと報じました。BOEは、iPhone12シリーズやiPhone13シリーズ用有機ELディスプレイパネル供給で存在感を増しつつあります。
総出荷数の4分の1がBOE製に
業界関係者によれば、2021年上半期(1月〜6月)のBOEの純利益は125〜127億元(約2,100億円〜2,150億円)に達する見通しです。
DigiTimesによれば、BOEは現在、出荷数と市場占有率で世界最大のディスプレイパネルメーカーになっているとのことです。
2021年上半期(1月〜6月)において、BOEのディスプレイパネルはスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、液晶モニター、テレビ向けにおいて4分の1を占めました。
iPhone13シリーズで供給数増加か
ディスプレイパネル事業が好調なのはBOEだけではなく、台湾AU Optronics(AUO)やInnoluxも同様で、両社ともに前年同期比を大幅に上回る売上高に達すると、DigiTimesは報告しています。
BOEについては、iPhone12シリーズ用OLEDディスプレイパネル供給に成功、iPhone13シリーズ向けに供給数を増やすとの予測が伝えられていました。
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-383525/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania