Fitbitが2021年6月に、血中酸素飽和度(SpO2)を測定可能なスマートリングの特許を取得していたことが明らかになりました。
Fitbitが取得したスマートリングの特許、ヘルスケアデータも取得可能
Fitbitが取得した特許は「生体データを光学的に測定可能なリング」というものです。
特許内の図表1では、血中酸素飽和度(SpO2)が測定できる様子が示されています。
計測したデータは、NFCによってスマートフォンに(図表6A)、スマートウォッチにはワイヤレス通信にて(図表6B)ダウンロードできるようです。
Apple Watch Series 6の血中酸素ウェルネスのように、血中酸素濃度(Fitbitは血中酸素飽和度)を手首で測定する場合、透過光で行うのは難しく反射光を使うしか無いとTechRadarが解説しています。
そうした点で、パルスオキシメーターの装着部位の1つである指先に近いスマートリングは、手首に装着するデバイスよりも正確な血中酸素飽和度を測定できる可能性があるようです。
モーションセンサーも搭載
スマートリング「Oura」は、寝ている間の心拍数と体温を記録するのに対し、Fitbitのスマートリングが活躍するのはモーションセンサーによるデータ収集が行われる日中だと、TechRadarはその機能を推測しています。
特許内にはFitbitのスマートリングのデザインとして、通常のサイズ、親指に装着する大型のサイズ、それぞれが異なる目的を持つリングの組み合わせが記されており、目的に応じて使い分けることも視野に入れているようです。
Source:USPTO via TechRadar
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania