以下、サポートドキュメントに追加された箇所の抜粋です。
70%イソプロピルアルコール含有ワイプ、75%エチルアルコール含有ワイプ、クロロックス除菌ワイプ (Clorox Disinfecting Wipes) を使い、Apple製品の通気性のない硬い表面、たとえばディスプレイやキーボードなどの外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。漂白剤 (ブリーチ) や過酸化水素を含む製品は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中に Apple製品を浸さないでください。布製や革製の表面には使わないでください。
これ以前にも漂白剤を使わないようにとの注意はありましたが、過酸化水素水への言及は今回が初めてのことです。
ほかiPhoneやiPad、iPodやMacおよびアクセサリー類など製品カテゴリ毎に注意書きが細々と書かれていますが、共通しているのは製品を消毒する際には開口部に水分が入らないようにすること、いかなる洗剤にも浸さないこと、スプレー式の液体クリーナーなどは使わない、といったところです。また拭き掃除するときは糸くずの出ない柔らかい布を使い、研磨布やタオル、ペーパータオルを使わないことも以前から呼びかけられていました。
いまだに新型コロナ禍が収束しないなかでは、ふだん使っているアップル製品を消毒する習慣は普及していると思われます。が、一般的な家庭用消毒剤の多くには過酸化水素水が含まれているため、含有成分を書いたラベルを読むように心がけたいところです。
(Source:Apple。Via MacRumors。Engadget日本版より転載)
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