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水も電気もいらない非常用トイレは15年間も保存可能

断水を伴う災害に遭ってしまった際、大きな問題となるのが“トイレ”です。出した排泄物を水で流せない状況に陥ることは、我慢することによる自らの体調面はもちろんのこと、出した排泄物を処理できないことで周囲の環境や衛生面に多大な悪影響をもたらすなど、二次災害に繋がってしまう危険性をはらんでいます。

クラウドファンディング・Makuakeにてプロジェクト進行中の「トイレの女神」(1480円〜 7月21日現在)は、さまざまなトラブルの源となるトイレ問題をすっきり解決してくれる非常用トイレ。水も電気も不要で便を処理できる、まさに“便”利な仕様を備えています。

使い方は至って簡単。便器に排便袋を2枚かぶせておき、凝固剤を入れて用を足したら排便袋を取り出して口を結ぶだけ。便の入った袋はそのまま可燃ゴミとして処分し、便器にかぶせたもう1枚の排便袋はカバーとして引き続き使えます。

排便袋は中身が見えない黒色仕様で、長さを一般的な排便袋(長さ80cmが主流)よりも短い60cmにしたことで、便器にフィットしやすく、また袋の中の空気抜きが簡単に行えて、嵩張りも少ない=ゴミの量が少なくなるなど、使用時を想定した設計となっています。素材はPEポリエチレン製で、厚さ0.03mmながら破れにくく“漏れ”をしっかりとガード。

排便の際に袋へ投入する凝固剤は、国内の老舗工場で製造したものを採用。約20秒で固まるだけでなく、強力な消臭成分により数日間に渡ってニオイをシャットアウトします。劣化しにくいアルミパッケージに封入され、保管期間は約15年と超長期間を実現しています。

さらに、便の入った排便袋を入れておける専用の処理袋も付属するので、ゴミとして捨てるまでの間をより、衛生的にしておけます。なお、排便袋、凝固剤、アルミパッケージ、専用処理袋は全て日本製のため、品質面に対する心配は皆無です。

10回分のセットが20.5×27×厚さ2.7cmのボックスにパッケージされ、備蓄の際にかさばらないので便利。Makuakeでは10回セットの他に30回セット(2741円)、50回セット(3661円)、100回セット(5151円)が用意されており、家族構成や使用頻度に合わせてチョイスできます。

災害時の備えとして、またレジャーや行楽時の行き帰りで渋滞に遭遇した際の急な便意にも充分対応できる、まさに持っていて安心のアイテム。自宅や愛車に用意しておいてみてはいかが?

>> Makuake

<文/&GP>

 

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