コロナ禍もあり、一層盛り上がりを見せているオンライン上の取引。よりスムーズに、納得のいくビジネスを行えるよう、様々なサービスが注目されています。その中でも、今回は、株式会社スペースエンジン(以下、スペースエンジン)が開発・運営する「orosy(オロシー)」について、紹介しましょう。
事業者向けの卸仕入れマーケットプレイス「orosy」
「orosy」は、雑貨や美容、ファッションなど幅広い領域の商品を1万点取り扱い、500店舗の小売店やEC事業者が利用する卸仕入れマーケットプレイス。通常仕入れられないD2C商品や地域の作り手のクラフト商品、Amazonでは売っていない商品が取り揃えられています。オンライン上で相性の良い卸先、仕入先を見つけることができ、「口座開設、与信審査、契約書」といった煩わしい作業は一切なし。好条件の取引を行うことが可能です。
6月には、出荷翌日に売上金を 入金する売上金早期出金サービスの提供も開始。長引くコロナ禍の影響で、資金繰りを課題とする事業者も支援しています。
今後の事業展開に期待!
スペースエンジンが掲げるミッションは、「すべてのひとに自由なリテールを」。そんな同社はこの度、SIG(Susquehanna International Group) Japan Fund をリードインベスターとし、Light Street CapitalパートナーGaurav Gupta氏、STRIVE、G-STARTUP、既存投資家としてCoral Capital、 ANOBAKA、Plug and Play Japanを引受先とする第三者割当増資により、総額1.8億円の資金調達を実施。2018年の創業以来、総額3.4億円を調達したことに。
海外事例を知る投資家から知見を得るほか、テクノロジー強化に向けたエンジニア採用、サービス認知拡大のためのマーケティング強化を進めるという同社。今後も同社の動きから目が離せません。
(文・和泉ゆかり)
- Original:https://techable.jp/archives/158480
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:izumiyama