共同通信や朝日新聞は、東京五輪のチケット購入者等の情報等がインターネット上に流出したと報じました。
IDとパスワードが流出か
共同通信は7月21日夜間、東京オリンピック・パラリンピックのチケットを購入した人や、ボランティアのIDやパスワードがインターネット上に流出したと報じました。
日本政府関係者への取材で判明しており、組織委員会が調査を行っている模様です。
政府関係者は、共同通信の取材に対し、流出の規模は大規模ではないとコメントしています。
また朝日新聞は7月21日、シンガポールのセキュリティ企業DarkTracerによる調査で情報流出が判明したと報じました。
さらに、東京五輪の機密情報と思われる文書も流出していた模様です。
DarkTracerのハー最高経営責任者(CEO)は、朝日新聞の取材に対し、流出が確認された11件のアカウント情報を提示し、数百件規模で情報が流出している可能性を示唆しました。
記事執筆時点において、組織委員会のホームページでは情報流出に関する発表は行われていません。
チケット購入者が誤ってフィッシングサイトに情報を入力してしまった可能性も指摘されており、今後の調査で、情報流出の規模や詳細が明らかになることが期待されます。
なお、2020年度はフィッシング詐欺サイトが前年比1.3倍に増加したと言われています。
Source:共同通信, 朝日新聞
(seng)
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- Source:iPhone Mania
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