海外大手メディアReutersは現地時間7月21日、2020年7月に発生した大規模なTwitterハッキング事件に関与していたとして、22歳の英国人男性が逮捕されたと報じました。
Twitterハッキング事件
現地時間2020年7月15日午後、著名人や有名企業のTwitterアカウントがハッキングされ、仮想通貨Bitcoinの送付を呼びかける詐欺メッセージが投稿される事件が発生しました。
当時大統領候補だったジョー・バイデン氏や元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏、Amazonの最高経営責任者ジェフ・ベゾス氏等の著名人や、AppleやUber等の有名企業の公式アカウントが大量にハッキングされました。
偽の投稿を見て実際にBitcoinを送付してしまった人もおり、14万ドル(約1,540万円)相当の被害が発生したと言われています。
2020年7月31日には、米フロリダ州の17歳の少年が主犯として逮捕され、その後も複数の若者に嫌疑がかけられており、米司法当局が捜査を行っていました。
スペインで22歳の英国人が逮捕
米司法省は現地時間7月21日、Twitterハッキング事件に関与した疑いで、22歳の英国人男性がスペインで逮捕されたと発表しました。
逮捕されたのはジョセフ・オコナー容疑者で、Twitterハッキング事件に関与した容疑に加え、複数のTikTokアカウント等に不正にアクセスした疑いや、児童に対してインターネット上でストーカー行為を行った疑いがかけられています。
Twitterハッキング事件については連邦捜査局(FBI)が中心となって捜査を行っており、米国の要請を受けたスペイン国家警察が容疑者の身柄を確保しています。
また米司法省によると、米国のシークレットサービスや英国の国家犯罪対策庁等も捜査に協力しており、捜査当局の国際的な連携により、今回の逮捕に至った模様です。
Source:米司法省 via Reuters
Photo:連邦捜査局
(seng)
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