香港のスタートアップが開発した「Wooask」は71言語に対応する翻訳機能を備え、インターネットに接続できない環境でも日本語を含む9言語の翻訳をこなします。
双方向に通訳
専用のアプリ(iOS、Android)を使うことで、異なる言語を話す人との会話を双方向にリアルタイム翻訳してくれます。具体的には、自分の話した内容を選んだ言語でスマホを通じて相手に伝えることができ、またスマホがとらえた相手の話し言葉をWooaskを介して自分の言語で聞くことができます。
たとえば、外国でレストランに行き、日本語で注文した内容が英語でスマホから流れ、ウェイターの英語が日本語として耳に入ってくるということになります。
24時間駆動
翻訳はGoogleやMicrosoftなど4つのエンジンを活用していて、レーテンシーは0.5秒とのことです。
Wooaskはイヤホン単体で5時間駆動し、ケースを使うとさらに19時間使えます。そして充電にかかる時間は90分となっています。
海外出張や旅行時だけでなく、外国人客に接することが多いホスピタリティ産業の人にも便利そうなWooaskのKickstarterでの出資額は記事執筆時点で613香港ドル(約8700円)〜となっています。出資は9月3まで受け付け、11月の配達が予定されています。
- Original:https://techable.jp/archives/158494
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi