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Apple、米最大の放送・映像業界展示会NAB Showに10年ぶりに復帰

NAB Show 2021
 
Appleが、現地時間10月9日から10月13日にかけて米ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大の放送・映像業界の展示会「NAB Show 2021」に出展することがわかりました。

参加者リストにAppleの名前

全米放送事業者協会(NAB)が公開している、NAB Showサイトのトップページ、”Who’s attending this year”(今年の出展者)の項目には、ABCに次いでAppleの名前がはっきりと記載されています。
 

 
Appleは約10年前、現地時間2011年4月12日に、開催中のNAB Show 2011において、Final Cut Pro Xを発表しました。理由は不明ですが、Appleはその2011年を最後に、NAB Showには参加していません。それまでは同展示会の常連参加企業でした。
 
そのため今回、Appleの名前がNAB Showの参加者リストに掲載されたことは、大きなニュースとなっています。

FacebookやEpic Gamesも出展

日本貿易振興機構(ジェトロ)のNAB Showの紹介ページには出展対象品目として「ラジオ・テレビ放送のコンテンツ関連、8K、オーディオ/ビデオ、映像・音響制作前後のデジタル編集、管理、ディスプレイシステム、宣伝普及(AdTech/MarTech、コンテンツのデリバリーネットワーク)、ワークフローソフトウェアとソリューション/システムの統合、等」と記されており、AppleはApple TV+を含め、複数のカテゴリーに関連しているのがわかります。
 
なおNAB Showサイトのトップページの参加者リストにはApple以外にも、ABC、CBS、Dreamworks、ESPN、Fox、Huluといったメディアに加え、Facebook、Dallas Cowboys、Jaguar Landrover、そしてAppleと係争中のEpic Gamesなど、直接放送やストリーミングなどに関連のない企業の名も見られます。

 
 
Source:NAB Show, Applescoop, AppleInsider, ジェトロ
(lunatic)

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