Amazonが出した求人広告から、近いうちに同社が商品購入の決済手段としてビットコインを受け付けるとの観測が浮上しています。
準備は十分にできている
Amazonが仮想通貨の代表格であるビットコインを決済手段の一つとして受け入れるとの噂は、これまでにも何度か注目されてきました。今回浮上した、早ければ2021年中に対応との観測は、同社がイギリスで「シニア・ブロックチェーン・スペシャリスト」の求人広告を掲載していることによるものです。ブロックチェーンとは、仮想通貨で用いられる暗号技術を活かし、取引履歴を一本の鎖のように繋げて可視化しようとする技術です。
Amazonは2019年からこのプロジェクトに取り組んでいるとされており、関係者も「プロジェクト全体を本格的に展開する用意は十分にできている」と前向きな姿勢を示しています。将来的には独自のトークンを導入し、商品やサービスの料金を支払ったり、機会に応じてトークンを獲得できたりするインフラを構築するのではないかと考えられています。
なお、Amazonは将来的に8つの仮想通貨を受け入れるとされており、ビットコインの次はイーサリアムになるのではないかと見られています。
Appleも仮想通貨に関心?
テック企業が仮想通貨に強い好奇心を持つのは、Amazonに始まったことではありません。
すでにPayPalが決済手段としてビットコインを採用しているほか、一時的にTeslaも同社の製品をビットコインで支払えるようにしていました。
Appleも今年5月、デジタルウォレットや仮想通貨などの代替決済プラットフォームに関連する求人広告を出していたことが判明しており、一部アナリストからはWalletアプリと仮想通貨を統合したサービスを展開するのではないかとの観測も浮上しています。
Source:AppleInsider
Photo:Pixabay
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-385181/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania