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iPhone13シリーズ向けカメラ関連部品の出荷数増加見通し〜サプライヤーが製造強化

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台湾のボイスコイルモーター(VCM)のサプライヤーはiPhone13シリーズ(iPhone12sもしくはiPhone12Sとの噂もあり)向け製品の出荷を開始しており、2021年後半の出荷数が増加すると予想していることが、台湾メディアDigiTimesの報道から明らかになりました。

今後、iPhone13シリーズ向けVCMの在庫数が増加

DigiTimesによれば、台湾の多くのVCMサプライヤーはAppleからの注文が今後増えると見込んでおり、一部のサプライヤーはすでにiPhone13シリーズ向けVCM製造のための部材を、当初の目標より30%以上多く在庫しているとのことです。
 
iPhone13シリーズ用VCMや関連部品の在庫数は、2021年第4四半期(10月〜12月)後半にかけて増加する可能性があるようです。
 
iPhone13シリーズ全機種がセンサーシフト光学式手ぶれ補正を搭載するとみられることから、VCMの需要が増加しています。

日本メーカーが存在感が高いが

iPhone向けVCMは現在、ミネベアミツミやTDKなどの日本企業が中心ですが、Audix、Tec Brite Technology(TBT)、LARGAN Precision(大立光)などの台湾メーカーもこの分野で存在感を高めていると、DigiTimesは報じています。
 
その中でもTBTはTDKと合弁会社を設立し、VCMおよびVCM関連部品を製造しています。
 
今後、LARGAN Precisionは少数ながらiPhone13シリーズ用VCMの出荷を開始する可能性があると、情報筋がDigiTimesに述べています。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
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