英国民保健サービス（NHS）の専用アプリに、ワクチンパスポート機能が追加されたことが明らかになりました。パスポートは「Wallet」アプリでも表示可能であるとのことです。
「Wallet」への追加で提示が容易に
2021年7月14日〜21日の一週間で、約70万人へと自己隔離するよう警告を送ったことが話題になっているNHSのコロナ接触確認アプリですが、コロナアプリとは別のNHSの専用アプリに新たな機能が追加されたようです。
英BBCによれば、「NHS App」に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のワクチン接種情報を管理できる機能が追加され、ワクチン接種を終えたイングランドのユーザーは「NHS COVID Pass」なるワクチンパスポートを取得できるとのことです。
なお、ワクチンパスポートは「Wallet」アプリでも閲覧可能で、イベント会場などでの提示も容易に行うことができます。
有効期限はQRコードのみに適用
NHS Appを使用するには、自身の英国民保健サービスの情報を入力し登録を済ませる必要があります。ワクチンパスポートを取得するには、“人気のサービス”セクションから「NHS COVID Passを取得する」を選択します。
ワクチンパスポートのQRコードには有効期限が記されていますが、これはあくまでQRコードのもので、パスポートの有効期限ではないとのことです。
Source:BBC via AppleInsider
Photo:NHS
(lexi)
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