Android 12のベータ版から、今秋のリリースが見込まれるPixel 6やPixel 6 XLの開発コード名に加え、今まで報じられたことのない新しい開発コード名が見つかったと、米メディア9to5Googleが報じています。
Whitefin
同メディアがまず挙げているのがコード名「Whitefin」です。
Googleは、QualcommのSnapdragonチップから自社開発のWhitechapelチップへと移行するのに伴い、搭載するデバイスの開発コード名を、それまでの「魚」関連から「鳥」関連へと変更しています。
9to5GoogleはWhitefinが魚を連想させることから、これはSnapdragon搭載のデバイスではないかと推測しています。
また同メディアによるとGoogleの場合、Google Cameraのコードグループは、同系統のデバイスでまとめられているそうです。たとえばPixel 4とPixel 4 XLは同じグループ、Pixel 5とPixel 4a 5Gは同じグループです。
最近Google Cameraに追加されたコード名は4つです。
- 「Oriole」 Pixel 6
- 「Raven」 Pixel 6 Pro
- 「Slider」 2種類のPixel 6モデルが共有していた社内向けの名前
- 「Whitefin」
ただしWhitefinについては、①Pixel 6シリーズの新しいカメラ機能などを試すためのテスト機②2019年に浮上したコード名「Needlefish」と似ていることから、Pixel 4/4 XLと平行して開発されながら発売されなかったPixel 4 5G、という、2つの可能性もあると9to5Googleは記しています。
「Bluejay」と「Pipit」
また同メディアは「Bluejay」「Pipit」という、2つのコード名も同時に発見しています。これらは鳥をイメージされることから、GoogleのWhitechapelを搭載したデバイスの開発コード名である可能性があります。
9to5Googleによると、「Bluejay」の記述が見つかったのは1カ所だけで、ほかの「Barbet(Pixel 5a)」「Raven」「Oriole」といったコード名リストと並んで記載されていました。
ところがこのコード名リストから、以前Google折りたたみスマホのコード名と報じられた「Passport」は消えていたそうです。
一方9to5Googleは、「Blueport」というコード名も発見しており、これはBluejayとPassportを組み合わせたものではないかと推測しています。Googleは2つのコード名を組み合わせるということを、よく行っているからです。
Bluejayは開発が噂される折りたたみPixelで、Passportは最終製品ではなく初期開発段階のコード名だったのではないか、と同メディアは記しています。あるいはBluejay(何かは不明)とPassport(折りたたみPixel)が同時に発売される可能性もあります。
「Pipit」は2022年発売見込みの新モデル?
最後の「Pipit」については、まだあまり情報が見つかっていないようです。ただしPixelシリーズのGoogle Cameraアプリ内に記載があったことから、Pixelシリーズのハードウェアであることは確かだろう、と9to5Googleは述べています。
Whitefinがグループに含まれていたのに対し、Pipitは独立して記載されており、これはPixel 3a、4a、5aなどと同じだそうです。従ってPipitは2022年発売見込みの「Pixel 6a」の可能性もあります。
Source:9to5Google
Photo:Google
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-386442/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania