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iPhoneのノッチを隠すための可動式ディスプレイを搭載する特許をAppleが取得

iPhone14
 
Appleが現地時間2021年8月3日、米国特許商標庁(USPTO)において「可動式ディスプレイを備えた電子機器」の特許を取得しました。この特許に基づくデバイスが実現した場合、写真撮影時以外はフロントカメラ部を可動式ディスプレイで隠すことでノッチを無くすことができるようです。

フロントカメラを使う場合はディスプレイが動いて露出

特許には、フロントカメラユニットを隠す方法が示されています。
 
図表9は、可動式ディスプレイ(14P)がデバイス内部に折れ曲がり、フロントカメラユニット(24)が露出した際の断面図です。
 
図表13では「78」に巻きつけられたディスプレイが、図表14のように「82」に巻きつけられることで(画像中では)右に移動する様子が示されています。
 

2023年に全画面表示のiPhoneが実現すると噂

Appleは2022年モデルのiPhoneでフロントカメラをパンチホールデザインに変更、2023年モデルでノッチを廃止すべく開発中だと噂されています。
 
同社は、ディスプレイ下埋込み型カメラを用いたFace IDおよびTouch IDを実現し得る特許も取得しています。
 
そうした特許や今回取得した特許を含め、Appleは様々な方法で全画面表示を実現するための研究開発を行っているようです。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

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