Vivoが、4つのステップで望遠の度合いを変えられるカスケード式のポップアップカメラの特許を申請していたことが明らかになりました。
既存の潜望鏡式ズームカメラよりも大きな光学ズームが可能?
Vivoは、直射日光の下ではわずか3秒で色が変わるフォトクロミックバックパネルを搭載した「Vivo S10」や、ジンバル方式の手ブレ補正機能を搭載した「Vivo X60 Pro」など、新技術のいち早い採用で知られていますが、今回新たなポップアップカメラの特許出願が公開されました。
Vivoが今年始めに申請した「SMARTPHONE WITH HIGH-MULTIPLE ZOOM POP-UP CAMERA(高倍率ズームのポップアップカメラを搭載したスマートフォン)」という特許には、カスケード式のポップアップカメラの仕組みの図面が記されています。
LetsGoDigitalは、Technizo Conceptとコラボし、ポップアップカメラを搭載したスマホの3Dレンダリング画像を制作しました。
ポップアップカメラシステムは、4つのステップで展開することができます。一番下のレンズは、カメラを起動するとすぐに使用可能になります。ユーザーは必要に応じて追加のレンズを展開することができます。
レンズとカメラの間の距離が展開ごとに短くなり、光軸も変化します。これは、カスケード式のポップアップ構造によって可能になっています。
特許出願では具体的な光学ズームの望遠の度合いについては触れられていませんが、現在のスマートフォンの潜望鏡式ズームカメラよりもかなり大きいと記載されています。
Source:LetsgoDigital
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-386828/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania