パナソニック株式会社は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に、人が行う作業を自動化およびアシストをする各種ロボットを提供しました。
パナソニックの3つのロボット
パナソニックは、選手団の荷物の積み降ろしなどの作業をアシストし、腰の負担を軽減するパワーアシストスーツ「ATOUN MODEL Y」に加え、新たに3つのロボットを提供。
具体的には、大会施設の床掃除を自動化するロボット掃除機の開発モデルと、長時間の歩行を伴う大会ボランティアやスタッフの歩行をサポートするパワーアシストスーツ「ATOUN HIMICO」、そして競技機器などの運搬を支援する「ATOUN MODEL Y + kote」です。
LiDARを搭載した最新ロボット
将来への研究開発を目的とした今回の「ロボット掃除機」は、大会施設のメインプレスセンター(MPC)の共用部床の掃除を行います。カメラやLiDAR(ライダー)を搭載し、人や壁・障害物といった掃除環境を高精度に自動認識するというから驚きです。
この「ロボット掃除機」は事前の片づけなしで、安全に床面を隅々まで自動で掃除を行い、大会期間中の清掃員の作業負荷を軽減。
(文・Takeuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/159432
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi