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祝25周年!「TOUGHBOOK」最新モデルは現場に応じたアレンジ自在なタブレット

時は90年代半ば、Windows95の誕生に世界が沸いた時代のこと。日本ではまだ「ノートPC=高価なオフィス機器」と考えられていたこの頃、すでに欧米ではフィールドワークへのIT投資が戦略的に行われていたのだそう。埃や泥にさらされる現場で必要なのは、何より強さと頑丈さ…そんな発想から1996年9月に世界に先駆けて生まれたのがパナソニック「CF-25」。記念すべき頑丈ノート「TOUGHBOOK(タフブック)」シリーズの第1号機です。

シリーズ25周年という記念すべき今秋に登場するのは、10.1型タブレットPC「TOUGHBOOK FZ-G2」シリーズ(オープン価格)。ミルスペックの頑丈さと高性能に加えて、最新モデルではニーズに合わせて機能を追加・拡張できるモジュラー構造を採用。ユーザーの利便性とコスト削減を両立させる“現場最優先”の新仕様に注目です。

最初にざっくりハードウェアスペックをまとめておきましょう。ディスプレイには10.1型 WUXGA(1920×1200ドット)液晶パネルを搭載、CPUにはIntel Core i5、メインメモリは8GBでストレージはSSD 256GB。搭載OSはビジネス用途に最適なWindows10 Proで、内蔵バッテリーにだけで18.5時間駆動するスタミナ設計。リア800万画素・フロント200万画素の2カメラ搭載するなど、PCとして十分な実用性能を備えます。

注目したいのは、タブレット型としてはシリーズ初となるモジュラー構造の採用です。「FZ-G2」では本体背面に2つの拡張エリアを備えており、この部分にオプションの専用アタッチメントを付け替えることで、それぞれの現場の用途に合わせた機能を追加できるようになっています。

例えば、背面上部の「拡張エリア1」では、バーコードリーダー(6万2150円)やLANコネクター(9900円)のほか、ニューノーマルな時代にニーズの高いサーマルカメラ(11万2200円)の取り付けにも対応。背面下部の「拡張エリア2」には非接触型ICカードリーダー(1万8700円)、スマートカードリーダー(1万2100円)の取り付けができるなど、業務用途に合わせたアレンジを低コストで叶えることができます。

またノートPCライクに使うなら、オプションのキーボードベース(オープン価格)やクレードル(6万3800円)を装着すれば入力作業の効率も大幅アップ。大容量バッテリーパック(2万5300円)を使えば長時間にわたる現場の作業も余裕でこなせます。

もちろん「TOUGHBOOKシリーズ」ならではのMIL-STD-810Hに準ずる耐衝撃・耐振動性能も搭載。IP6xの耐塵、IPx5の防滴性能に加えて、動作温度-10〜50℃・保管温度-20〜60℃の耐高温・低温試験もクリアしています。さらにMicrosoft社が提唱するデバイスセキュリティ要件「Secured-core PC」にも対応。ファームウェア攻撃から大切なPCとデータを保護します。

なおこの「TOUGHBOOKシリーズ」は、公共性の高いインフラサービスや製造業、物流業などでの使用を想定した法人向けPCとして、8月末から順次発売予定。日常生活で目にすることは少ないかもしれないけれど、灼熱あるいは極寒の過酷な環境下での使用に耐える頑丈PCが、私たちの生活インフラを支えてくれる都思うと、なんだか頼もしいですよね。

>> パナソニック「タフブック」

<文/&GP>

 

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