Bloombergが、iPhone13シリーズ(iPhone12sおよびiPhone12Sとの噂もあり)には少なくとも3つの、静止画撮影および動画撮影における新機能が搭載されると報じました。
カメラアプリに3つの新機能を追加
Bloombergが関係者から入手した情報によれば、iPhone13シリーズには「ポートレートモードの動画対応版」「ProResと呼ばれる高品質フォーマットでの動画撮影機能」「写真の雰囲気と色を改善する、フィルターのような機能」の、3つが導入されるとのことです。
ポートレートモード機能の動画対応版
ポートレートモード機能が動画撮影時にも利用可能になれば、撮影対象の人物にピントを合わせつつ、背景をぼかすことが可能になりそうです。
Bloombergによれば、この機能はApple社内で「シネマティック・ビデオ」と呼ばれているとのことです。
動画撮影時のポートレートモード機能では、背景をどの程度ぼかすかをユーザーが撮影後に変更できるようです。
高品質フォーマットでの動画撮影機能
ProRes動画撮影機能により、ユーザーは高品質な動画フォーマットで撮影でき、編集作業時における編集の幅が広がることが期待されます。
ProRes動画撮影機能に用いられるフォーマットは、映画撮影の現場で動画編集者が使用しているもので、ファイルサイズが大きいのが特徴です。
ProRes動画は、iPhone13シリーズにおいてHDおよび4Kのいずれかの解像度で記録されます。
ProRes動画撮影機能はiPhone13 Proシリーズのみが搭載する可能性が高いと、Bloombergは伝えています。
新しい、フィルターのような機能
静止画撮影におけるフィルターのような機能は、静止画撮影時に「白」の領域を保ったまま色温度を変更するなど、一眼レフカメラにおけるピクチャースタイルのような写真撮影を可能にするもののようです。
この機能は、カメラアプリで既に提供されているフィルター機能とは異なり、写真全体にフィルターを適用するのではなく、人工知能を使って写真中の対象物や人物に正確に変更を加えるものだと、Bloombergが説明しています。
Source:Bloomberg
Photo:Michael Ma(@apple_idesigner)/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-388879/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania