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マッチングアプリのTinderが「スワイプ・ナイト」の第2弾を発表、前回は2000万ユーザーが参加

昨年Tinder(ティンダー)は、人々がつながるための「右にスワイプ」以外の創造的方法を実験してきた。パンデミックでもそうでなくても、最初の一歩を進むのは難しい。だったら恋人候補と一緒にバーチャル黙示録を乗り越えてきっかけをつくろうではないか。米国時間8月11日、Tinderは”Swipe Night”(スワイプ・ナイト)シリーズの第2弾を発表した。1回目には2000万以上のユーザー集めた。

2019年にTinderは、Swipe Nightを「あなたが選ぶアドベンチャー」と題したインタラクティブ・ストーリーとして、当時ユーザー定着指標の1つが下落し、四半期売上の落ち込みを経験していた中で開催した。その数カ月後、COVID(新型コロナ)がTinderの売上をさらに停滞させたが、最近は盛り返している

ユーザー基盤の半数がZ世代(18~25歳) であることを踏まえ、Tinderは25歳のディレクター、Karena Evans(カリーナ・エバンス)氏を雇った。Drake(ドレイク)のミュージック・ビデオやHBO Maxの “Gossip Girl”(ゴシップ・ガール)リブート版を監督した人物だ。Swipe Nightのストーリーは黙示録の中で何をするかをユーザーに選択させ、ストーリーのキャラクターとして左か右にスワイプして自分の決断を示す。どちらにスワイプしたかに応じて、他のSwipe Night参加者とマッチングされ、それぞれの選択がTinderプロファイルに表示される。

「この新しい情報のすべてが世界滅亡後の無駄話に十分なネタを提供します」と同社は語った

中にはこれをユーザーの定着とマッチングを増強するための人工的方法だと懐疑的に見る向きもあるが、Swipe Nightには通常の日曜日と比べてマッチ形成が26%増えたとTinderは報告している。このインタラクティブ・ビデオ・シリーズはあのカンヌ映画祭でも取り上げられた

次回のSwipe Nightは “Gen Z whodunnit”(Z世代ミステリー)だと8月11日にTinderは発表した。

次のシリーズはTinderの”Fast Chat”(ファスト・チャット)機能を利用する。Tinderの新しい”Hot Takes” 体験を支える即時チャット機能で、ユーザー同士がマッチする前に話すことができる。Swipe Nightでは、ユーザーがFast Chatを使い、まだマッチが成立する前でも協力してヒントを解析して謎を解くことができる。

Tinderによると、Swipe Nightはアプリの “Explore”セクションに現れる。このセクションはTinderアプリの新しい部分で、スワイプ以外で出会う方法をメンバーに提供する。先月Gen Zユーザーをターゲットにして一連の機能の1つとしてHot Takes、ビデオ・プロフィールと共に発表された

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画像クレジット:Tinder

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(文:Amanda Silberling、翻訳:Nob Takahashi / facebook

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