Appleが9月に発表する次期iPhoneの名称は「iPhone13」になる、とBloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレターで予測しています。iPhone13と同時に、Apple Watch Series 7やAirPods(第3世代)、iPad mini(第6世代)などの製品も発表されるだろう、とのことです。
iPhone12sではなく「iPhone13」に
次期iPhoneについてマーク・ガーマン記者は、iPhone12シリーズと同じ外観を維持し、iPhone6sまでのような「Sイヤー」アップデートになるものの、名称は「iPhone13」が採用される、と述べています。
iPhone13シリーズは、iPhone12シリーズと同じ画面サイズとなるものの、多くのアップデートが実施される、とガーマン氏は予測しています。
具体的には、画面上部のノッチが小型化するほか、ポートレートモードでの背景をぼかしたビデオ撮影などカメラ性能の向上、高速なA15チップ、Proモデルにはリフレッシュレート120HzのProMotionディスプレイ搭載などが見込まれるとのことです。
フラットなデザインになるApple Watch Series 7
9月のイベントでは、デザインが刷新されたApple Watch Series 7も発表される、とガーマン氏は述べています。
ガーマン氏は、Apple Watch Series 7は、ディスプレイがフラットになり、ディスプレイに新技術が採用されるだろう、との見通しを語っています。
なお、8月初めにはiPhone13シリーズやApple Watch Series 7とみられる製品情報がEEC(ユーラシア経済委員会)のデータベースに登録されたことが分かっています。
AirPods Pro風デザインのAirPods(第3世代)
ガーマン氏は、AirPods Proに近いデザインのAirPods(第3世代)も9月のイベントで発表されるだろう、と述べています。
AirPods(第3世代)では、AirPods Proに似たデザインながら、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外部音取り込みモードが省略されると噂されています。
iPad mini(第6世代)、iPad(第9世代)ともにデザイン刷新
以前から噂されているiPad mini(第6世代)についてガーマン氏は、デザインが大幅に変更され、画面周囲のベゼルが薄くなるとして「Appleファンはきっと気にいるだろう」と予測しています。
iPad mini(第6世代)についてディスプレイ業界の動向に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)のロス・ヤング氏は、8.3インチディスプレイを搭載すると発言しています。
米メディア9to5Macは7月に、iPad mini(第6世代)がA15プロセッサを搭載するほか、USB-C端子、マグネットで脱着して充電できるApple Pencilを採用すると報じています
ガーマン氏は、iPad(第9世代)についても「スリムになり、高速化する」と、デザイン刷新と高速化が見込まれる、と伝えています。
次期MacBook Proは9月には発表されない
14インチと16インチのラインナップになると噂されている次期MacBook Proは、9月のイベントでは発表されない、とガーマン氏は見込んでいます。
M1Xプロセッサを搭載するMacBook Proは、現行のMacBook Proが発売から2年を迎える頃(つまり2022年11月)までには発売されるだろう、として具体的な発売時期については明言を避けています。
発表イベントは今年もオンライン、開催は9月14日か
iPhone13などの新製品を発表するイベントも、昨年と同様に完全オンラインで開催すると見込まれています。
イベントの開催日として、リーカーのジョン・プロッサー氏は9月14日(火)が最有力で9月7日(火)が第2候補だろう、と語っています。
Source:Bloomberg via 9to5Mac
Photo:科技小辛/Weibo
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-390291/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania