サッポロ不動産開発株式会社は、北大発ベンチャーのAWL株式会社と連携し、複合商業施設サッポロファクトリーにおいて、AI広告による施設内店舗の集客ソリューションの実証実験第2弾を実施します。
利用者の混雑回避と回遊をサポート
「AWL Lite」10インチタブレットから店舗内の混雑状況を取得し、それをデジタルサイネージ上に表示することで混雑を避けた回遊をサポート。また、デジタルサイネージに設置した「AWL Lite」STB型端末で視聴者分析を行い、視聴者に最適な各店舗のおすすめメニューを表示することで、飲食店舗への自発的な回遊行動を促します。
そして、サイネージの視聴状況と各店舗への来店者数を照らし合わせ、AIカメラソリューションを活用することで期待できる集客効果を検証。安全・安心かつ便利・快適な商業施設を目指し、「AI広告表示」技術を活用した事業創出を検討していくとのことです。
第1弾では約130%の集客効果
冒頭で記した通り、今回は第2弾の実証実験。第1弾は、2021年3月12日~4月9日の期間に、今回とほぼ同じ条件で実施されています。異なる点は、「AWL Lite」10インチタブレットを設置した飲食店が4店舗であったことと、AI広告の訴求力です。
第1弾の結果として、AI広告表示により120~130%の集客効果が確認できたとしています。そこで今回は、さらに訴求力の高いAI広告コンテンツを表示して、集客効果および事業性を検証していくとのことです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/163330
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口