検索エンジンの世界で圧倒的なシェアを持っているGoogleですが、それに対抗するものとしてMicrosoftはBingという検索エンジンを提供しています。
しかしながら、Bingで最も検索されている単語は「Google」が圧倒的に多いという証拠が裁判所に提出され、統計以上にGoogleのシェアが高いことがわかりました。
消費者が自分の意思でGoogleを選んでいる証拠として提出
このBingで検索される単語は圧倒的に「Google」が多いという統計は、Googleが起こした上訴審の証拠として提出されました。
Googleは現在、GoogleがAndroid搭載スマートフォンに検索アプリとしてGoogleを不当に消費者に対して押しつけたとする、2018年の判決を取り消すようEUの裁判所に求めています。
Googleは、他社の検索エンジンであるBingにおいて「Google」が多く検索されるほど、消費者は自分の意思でGoogleという検索エンジンを選択しているのであって、押しつけられたものではないと主張するためにこの証拠を提出しました。
圧倒的なシェアを持つGoogleの検索エンジン
アクセス解析サービスのStatCounterによると、2020年8月から2021年8月における検索エンジンのシェアは、Googleが92.04%で首位、Bingが2.66%で2位となっています。
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
また、Googleによると、95%の消費者がライバルの検索エンジンよりもGoogleを好むという調査結果もあるとのことです。
Bingを使って多くの人がGoogleを検索しているということは、実質的なGoogleのシェアはさらに高いということがいえるでしょう。
BingはMicrosoftのEdgeブラウザや、世界で最も普及しているパソコン用OSであるWindowsのデフォルト検索エンジンとなっています。
一方、GoogleはiOSのデフォルト検索エンジンをGoogleにするため、Appleに対して1兆円以上を支払っているという情報があります。
また、Apple自身が検索エンジンを開発しているという情報もあります。
Source: Bloomberg via 9to5Google
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-407499/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania