2021年10月1日(現地時間)に開幕したドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)のプレミアパートナー兼公式航空会社であるエミレーツ航空が、未来の民間航空をテーマにした「エミレーツ館」を公開しました。
「エミレーツ館」は、2019年3月に着工し、2021年6月に完成。持続可能性を意識した設計と建設により、非危険物をはじめ、リサイクル可能な地域生産の建築材料を使用しています。4階建ての塔状の建物は飛び立つ航空機の翼をイメージした曲線や24の垂直安定板の形を模した装飾が特徴的。外部照明には800メートルにおよぶLED電球が施され、鮮やかなライトアップを見ることもできます。
VRなどで未来の航空機を体験
エミレーツ館では、来場者は、旅の体験を解き明かす「種」を集めることから始めるとのこと。同館を巡る体験の終わりにこの「種」をアップロードすると、館内での体験をもとに、ダイナミックな物語と3Dモーショングラフィックスが組み合わさった映画のようなプレゼンテーションが360°マルチセンサーで映し出されるそうです。
さらに、世界最大の課題である持続可能性・人口増加・技術進歩が未来の技術革新といかに直結しているかを示す、臨場感あふれる展示エリアが「よりクリーンな空(Cleaner Skies)」。ここでは、インタラクティブなクイズで来場者同士が競い合うこともできるといいます。
航空機の理解を促進。自作の航空機を飛ばせるエリアも
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/163507
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口