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ユナイテッド航空、ヘルスケアアプリのワクチン接種記録を活用

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アメリカのユナイテッド航空はiPhoneのヘルスケアアプリ内に記録されたワクチン接種記録の情報を同社アプリで利用できるようにすると発表しました。これで旅行中のワクチン接種証明の手間を大幅に簡略化できるとしています。

接種証明が簡単に

ヘルスケアアプリに保存される新型コロナウイルス予防ワクチンの接種記録はSMART Health Card仕様に準拠しており、各州(各国)保健当局と病院などと連携する形で記録されます。この情報はAppleが認定したサードパーティー製のアプリでも共有でき、アプリ内での各種手続きに利用できます。
 
ユナイテッド航空もこのヘルスケアアプリの仕組みを採用すると発表しています。これで旅行先、旅程中に求められるワクチン接種証明や陰性証明を同社アプリで共有し、航空券の予約などと同時に、証明手続きを済ませることを可能にしました。これでこれまでよりも遥かに簡単に手続きが進められることになります。
 

 
まだ新型コロナウイルスの蔓延は完全に収束したとはいえないものの、徐々に旅行や出張の機会は増えてきそうです。そうした時に重要になるワクチン接種証明などの手続きが簡便になるのは旅行者にとって大きなメリットになるでしょう。またiOS15.1からはWalletアプリにもヘルスケアアプリと同様の接種証明が表示できるようになり、より広範囲での証明書利用が可能になります。
 
なおiPhoneのこの機能を使うには、前述のように保健当局が接種証明にSMART Health Casrd仕様を採用する必要があり、日本でもこの機能が使えるかは現時点では不明です(接種証明にスマートフォンを利用する方向性は示されています)。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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