90年代、従来にない大胆なデザインでコアな時計ファンから熱狂的な人気を博していたのがIKEPOD(アイクポッド)のタイムピース。一時期休眠状態に陥ったものの2019年に電撃的に復活し、昨年には待望の自動巻き搭載モデル「Megapod」を発表。またニューヨークを拠点に活躍するアーティスト、トム・クリストファーとのパートナーシップを結ぶなど、とても勢いのある時計ブランドのひとつです。
そのIKEPODからこの秋、最新作「SEAPOD」(19万8000円〜21万4500円)3モデルが登場。独特のアーティスティックなケースデザインはそのままに、200mの防水性能を備えたダイバーズウオッチ。世界各地でライフスタイルが大きく変化するなか、確実に増えつつあるアウトドアへのニーズに対応した最旬モデルです。
今回発売の「SEAPOD」をデザインしたのは、イゼック・スタイリングでヨルグ・イゼックに師事し、名だたる高級ウォッチブランドでプロジェクトに参加してきたファブリス・ゴネ。近未来を思わせる先鋭な彼のデザインは、まさにIKEPODと好相性の組み合わせといえるもの。
ブランドアイコンとしてすっかりおなじみのUFO型のケースデザインはそのままに、200mの防水性能を搭載。風防には耐久性の高いサファイアガラス、ストラップには快適な装着感を楽しめるラバー素材を採用。
サイズは46mmとかなり大ぶりですが、人間工学に基づいた設計のおかげで実際に巻いたときの装着感は不思議に不快感がありません。
ブランドのテーマカラーであるオレンジをアクセントカラーに配した「IPS001SILB(ZALE)」 (19万8000円)は、スキューバダイビングの創成期のパイオニアであり、水中写真家、また女優としてスクリーンでも活躍したゼール・パリーから命名されたもの。
爽やかなブルーのストラップを組み合わせた「IPS002SILN(JACQUES)」 (19万8000円)は、映画『グラン・ブルー』で知られる伝説的なフリーダイバー、ジャック・マイヨールの名を冠するモデル。
また「IPS003SILB(FRANCOIS)」(21万4500円)はブランドとして初めてブラックPVDケースを採用したモデルで、こちらは60〜70年代に数々の名画に楽曲を提供、ダイビング中の事故により36歳の若さで夭折した作曲家、フランソワ・ド・ルーベから引用されています。
なお一般発売に先駆けて、10月2日〜15日の間、阪急メンズ東京 FORTUNE TIME、阪急メンズ大阪 ザ・タイムハウス、TiCTAC 名古屋パルコ店 および大沢商会とTiCTACのオンラインストアにて先行販売を実施。
世界が憧れるアーティスティックなタイムピースをいち早く手に入れるチャンスをお見逃しなく。
<文/&GP>
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