Appleが現地時間2021年9月30日、米国特許商標庁(USPTO)において、パンチホールカメラ実現に繋がり得る特許を出願しました。
ディスプレイ内にカメラを配置し、ベゼルを縮小
Appleが出願した特許では、ディスプレイ内にカメラを配置するための構造が説明されています。
下記図表3には、パンチホールカメラ用の穴(300)の周囲のディスプレイの構造が記されています。
図表4Aにはディスプレイの非表示部(図表3と同じ300)下にイメージセンサーなどが配置されることが記されており、ZTE Axon 20 5GやSamsung Galaxy Z Fold3 5Gのようにカメラ埋め込み部だけディスプレイの画素数を減らして光を透過させるのではなく、穴が空いていることがわかります。
対して図表4Bはディスプレイ層を薄くしながらも、貫通していない様子が描かれています。
この図表にはPatently Appleがライトセンサー(18)と記していることから、透過光が必要なく写真画質に関係のないフラッシュなどの搭載が考えられるのかもしれません。
特許内には、本システムを搭載するデバイス例として、MacBook、iPhone、iPad、iMac、単体のモニター、Apple Watch、ヘッドマウントディスプレイなどがあげられています。
Appleは、iMacやMacBookシリーズにFace IDを搭載する研究を行っていることも、取得済みの特許から明らかになっています。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Technizo Concept/YouTube
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-408312/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania