世界中で新型コロナワクチンの接種が進んでいますが、人々はまだまだ自宅でアプリを楽しんでいるようです。
2021年第3四半期(7月~9月)におけるApp Storeの売上は、前年同期比13.2%増の215億ドル(約2兆3,907億円)に達しました。売上とダウンロード数の両方で首位だったアプリはTikTokです。
200億ドルを超えたApp Storeの売上
調査会社のSensor Towerによると、2021年第3四半期のApp Storeの売上は前年同期比13.2%増の215億ドル(約2兆3,907億円)でした。
ライバルのGoogle PlayはApp Storeを上回る18.6%の成長を記録し、この2つのストアの平均では15.1%の成長であったとのことです。
全アプリのなかで最も売上が大きかったアプリはTikTokでした。
また、漫画・小説アプリのピッコマが前年同期比130%の成長をみせ、2位にランクインしています。
ダウンロード数は減少
一方、アプリのダウンロード数については前年同期比で減少しています。
App Storeは前年同期比1.2%減の81億回、Google Playは前年同期比2.1%減の276億回となっています。
2021年上半期はApp Storeが減少、Google Playは増加でしたが、2021年第3四半期はそろって減少となりました。
これについてSensor Towerは、2021年上半期においては、まだ新型コロナウイルスの影響を強く受けていた地域ではAndroidが広く使われていたためではないかとしています。
これに対して、ワクチン接種が進むにつれ、iOSとAndroidのどちらもダウンロード数が減少するようになったとみています。
ダウンロード数で首位だったのは、売上と同じく、TikTokでした。
また、Instagram、Facebook、WhatsApp、MessengerというFacebookが運営するアプリが2位~4位に入っているのが印象的です。
Source: Sensor Tower via iMore
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-409053/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania