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日米11以上のプロ球団が採用のシーン映像分析プラットフォームを手がけるRUN.EDGEが資金調達、累計調達額15億円に

スポーツや教育分野で映像分析プラットフォームを提供するRUN.EDGE(ラン.エッジ)は10月4日、プレシリーズBラウンドにおいて、第三者割当増資および日本政策金融公庫からの特別貸付(資本性劣後ローン)による資金調達を発表した。引受先は、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII2号投資事業有限責任組合)、Sony Innovation Fund、三菱UFJキャピタル(三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合)、日本リビング保証。シードラウンドからの累計調達額は約15億円となった。

調達した資金により、プロユースで培った技術をアマチュア向けに展開し、選手の競技力向上に貢献する。また、オンライン教育向け・メディア向け・産業向けなど積極的に技術展開し、生活やあらゆる社会活動の中で、映像を「シーン」で使えるよう価値提供を進める。

RUN.EDGEは、富士通の事業から独立・カーブアウトし、スカイライトコンサルティングと共同で活動を開始。映像分析のSaaS型サービス・プラットフォームを提供している。野球向けサービス「PITCHBASE」(ピッチベース)は、日本と米国において11以上のプロ球団が採用。サッカー・バスケ・ラグビー他フィールドスポーツ向けアプリケーション「FL-UX」(フラックス)は、Jリーグクラブ、Bリーグクラブ、欧州リーグクラブをはじめとした国内外の50以上のトッププロ・アマチュアクラブに利用されているという。

野球向けサービス「PITCHBASE」(ピッチベース)

サッカー・バスケ・ラグビー他フィールドスポーツ向けアプリケーション「FL-UX」(フラックス)

また、プロスポーツで培った映像技術をオンライン教育向けに展開した「TAGURU」(タグる)は、コロナ禍の中で新しい教育を促進するために大学や塾で導入・実証が進められているそうだ。

オンライン教育向けに展開したTAGURU」(タグる)

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