AirPods ProとAirPods Maxが6日に配信された最新のファームウェアで「探す」ネットワークに対応したことがわかりました。
他者のデバイス経由
AirPods ProとAirPods Maxが「探す」ネットワークに対応し、他者のデバイスを経由して位置情報を取得できるようになることは6月のWWDCで発表されていました。しかしiOS15の正式版公開時にはこの機能は使えず、ようやく6日から配信の始まった最新のファームウェアをインストールすることで使えるようになったと報告されています。
@bzamayo @apollozac latest AirPods Pro firmware update brings Find My integration
pic.twitter.com/QGD7wKtUjp — Ste Moseley (@Ste_Moseley) October 5, 2021
AirPods Pro/Maxで使えるようになる「探す」ネットワークはAirTagやApple製品と同様のものであり、他者のApple製品とBluetoothで通信し、それらデバイスを経由して位置情報を持ち主に届けるものです。これまでもAirPodsは最後に接続した場所は表示されていたのですが、今回の対応で紛失時の発見の可能性はかなり高まりました。
「探す」ネットワークへの対応以外にも近くを探す(超広帯域通信ではなくBluetoothを利用)、手元から離れた場合の通知、発見時の通知、紛失モードに新たに対応しています。
ファームウェアアップデート
AirPods Pro/Maxの探すネットワーク対応などの機能を使うには最新のファームウェアがインストールされている必要があります。ファームウェアのアップデートはiPhoneを最新のiOSにアップデートし、AirPods Pro/Maxをケースに入れてiPhoneの近くに置いておけば自動で実行されます。
ただアップデートはユーザーが何か操作して開始させることはできず、最新のファームウェアが自動でインストールされるのを待つしかありません。設定アプリから「Bluetooth」の項目を選択し、AirPods Pro/Maxの「i」マークをタップすれば最新のファームウェアのバージョンが表示されます。そこに「4A400」と表示されていればアップデート完了となります。
Source:9to5Mac
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-409214/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania