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Samsung、加速度センサーでスマホを落としたかどうかを記録~保証適用可否に利用

Galaxy Z Flip3をポケットに入れる画像
 
スマートフォンは今や生活に欠かせないものであり、多くの人が気軽に持ち歩いています。しかしながら、スマートフォンは繊細な電子機器であり、落としたり強い衝撃を与えたりするべきではありません。
 
SamsungGalaxy Z Flip3において、加速度センサーを利用して、スマートフォンを落下させたかどうかを記録しているとのことです。このデータは、故障発生時に保証を適用するか判断するために使われます

Galaxy Z Flip3が加速度センサーのデータを記録

TwitterユーザーのTron氏(@FrontTron)によると、SamsungはGalaxy Z Flip3において、加速度センサーのデータを内部に記録しているとのことです。
 


 
その目的は、故障が発生したときに、修理に保証を適用するかどうか判断するためだとしています。
 
スマートフォンのメーカー保証は一般的に自然に起こった故障にのみ適用され、ユーザーがスマートフォンを落としてしまった場合には適用されません。
 
しかしながら、落としたときにできたとみられる傷がない場合には、落下させたかどうかの判断が難しいのが実情です。
 
そこでSamsungは、加速度センサーが落下を検知した場合には、保証による無料の修理を提供しないことにより、コストを削減する意図があるものとみられます。

柔らかいベッドや枕に対しても投げるべきではない

Tron氏によると、ユーザーが落としたかどうか判断する基準は、高さ1m以上からの落下かどうかという点だそうです。
 
このため、たとえ柔らかいベッドや枕に対してでも、スマートフォンを投げるべきではないとしています。
 
一方、実際にGalaxy Z Flip3を落下させてガラスを壊してしまった人の事例を挙げており、この場合は買ってから14日経っていなかったため、無償で修理されたとのことです。
 


 
また、落下があったかどうかの判断は修理担当者によっても変わる可能性があり、有償修理となった場合はほかの修理センターやほかの修理担当者に依頼してみるのも手だとしています。
 
SamsungのGalaxy Z Fol3/Flip3については販売の好調さが伝えられています
 
また、Galaxy Z Flip3に対しておこなわれた耐久性テストの結果は良好だったとのことです。

 
 
Source: Tron/Twitter via Sparrows News
(ハウザー)

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