半導体不足が続く中、iPhone13シリーズ用A15 Bionicを製造するTSMCの、2021年9月と第3四半期(7月〜9月)の売上高が過去最高を記録しました。
2021年の売上高成長率は20%以上に達する見通し
TSMCの2021年9月の売上高は、前年同月比19.7%増の1,526億9,000万台湾ドル(約6,100億円)でした。
2021年第3四半期(7月〜9月)の売上高は、9月の好調な実績もあり4,146億7,000万台湾ドル(約1兆6,580億円)で、7月に発表した予想を大きく上回りました。
同社は、今年の売上高成長率の見通しを20%以上に上方修正しました。
2022年1月からの出荷製品を値上げ
TSMCは、2022年1月出荷分から同社製品を最大20%値上げすることを顧客に通達したと報じられています。
Appleとの取引額はTSMCの総売上高で最も大きい20%以上を占めることから、価格交渉を有利に進めたとみられています。
Apple向け製品の値上げは3%にとどまると、中国メディアIT之家が伝えていました。
Source:DigiTimes
Photo:9to5Mac
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- Source:iPhone Mania
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