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Windows 11、非サポートのPCで使うとブルースクリーン発生確率が52%上がる

Windows 11のWindows Update
 
Windows 11は厳しい最小システム要件を持っており、この要件を満たしていないPCを使っているユーザーは世界中に数多くいるとみられます。
 
Microsoftは自ら最小システム要件を満たさないPCにWindows 11をインストールするとどうなるかテストをおこない、要件を満たすPCに比べて52%ブルースクリーンが多く発生する可能性があるとわかったそうです。

アプリがクラッシュし、ブルースクリーンが発生

Microsoftは、Windows 11の最小システム要件を満たさない古いPCを使ってテストをおこない、古いPCでWindows 11を実行したらどうなるかについて分析をおこないました。
 
それによると、古いPCではユーザーが頻繁にアプリのクラッシュに遭遇する可能性があり、また、ブルースクリーンが発生する可能性が52%上がったとのことです。
 
要件を満たしたPCでは、最新のドライバー更新管理や、メーカーが発行する最新のドライバーを使用することで、ブルースクリーンが発生するエラーが減少したといいます。
 
Microsoftは最小システム要件を満たさないPCにWindows 11をインストールする方法を公開していますが、同時にこの方法を使うことは推奨されず、更新が受けられない可能性があるとしています。

最小要件の重要性について説明する動画を公開

また、MicrosoftはWindows 11の最小システム要件が、いかにセキュリティにとって重要であるかを説明する動画を公開しました。
 

 
動画のなかでは、企業で使われているPCにおいて非対応のものが多いとされるTPM 2.0やセキュアブート、ゲーム性能を低下させるとされているVBSがなぜ必要なのかが語られています。
 
また、Microsoftはこの厳しい最小システム要件を設定する前に古いハードウェアでテストをおこなっており、その結果として現在の厳しい最小システム要件を設定するに至ったとし、要件を満たすPCでWindows 11を実行することが重要であると結論づけています

 
 
Source: Microsoft/YouTube via Windows Latest
(ハウザー)

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