拡張可能なディスプレイ「Splay」が、米国最大級のクラウドファンディングサイトKICKSTARTERで応援購入を受付中です。執筆時点で300名以上の支援者から約22万ドル(約2500万円)を集めており、11月4日まで開催されています。
持ち運び・拡張も可能なディスプレイ
従来のファブリックベースのスクリーンは、重く、かさばり、セットアップが難しいことに加え、ファブリックの穴が光を均一に分散させることができないため、リアプロジェクションの画質が荒かったといいます。また、すでにマーケットに出回っている従来のビニールや可塑剤ベースのプロジェクタースクリーンでは、折りたたんだり広げたりしていくうちにしわが寄ってしまう、など素材によってさまざまな課題があったようです。
最大4時間のバッテリー寿命
従来のプロジェクターは、設置するのに「最適な場所」が制限される場合がありました。例えば、壁から十分に離れていることを確認して、画像が十分に大きく鮮明になるようにしたり、見る人の頭上にあることを確認したり、など……。その点、 「Splay」は、壁からわずか数メートルしか離れていない状態でも、明るく大きく鮮明な画像を取得できます。
スクリーンサイズは約24.5インチ(62.23センチ)で、最大4時間のバッテリー寿命。また、非常に明るい800ニットを備えているため、屋内環境や日陰のある屋外でもストレスなく作業できるとのこと。
さらに「Splay」は、1920×1080フルHDの品質を備えたポータブルプロジェクターとしても機能します。Arovia社は「Splayは、忙しい仕事の日、楽しい冒険の日などに適応できる相棒のような存在」とコメントしています。
(文・Takeuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/164372
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi