小物やバッグなどに取り付けて紛失を予防するタグ(トラッカー)の草分け的存在、Tileが新ラインナップを発表しました。
多様な使用ケースを想定して4種のデザインをそろえ、かつ追跡できるエリアを拡大するなど機能も向上しています。
122メートルの範囲で追跡
忘れっぽい人はもちろん、貴重品を携帯することが多い人にとって、持ち物の紛失を予防するのに役立つのがタグです。既存のラインナップと同様、新たに投入するTileタグも、持ち物が迷子になったときに音を出して場所を確認できます。
新ラインナップは、Tile Pro、Tile Mate、Tile Slim、Tile Stickerの4モデル。追跡範囲が400フィート(約122メートル)に拡大しました。これは既存のMateとSlimからは25%増、Stickerに至っては67%増です。また、見つけやすいよう発信音も大きくなり、そして耐水性もIP67規格をクリアしていて、水深1メートルのところに最大30分浸かっても大丈夫とのことです。
QRコードで持ち主に連絡
さらには「Tile Lost and Found」という紛失物を探し出す新しい方法も加わりました。Sticker以外のモデルの背面にはQRコードがあり、落とし物についているタグを見つけた人がQRコードをスキャンすると、持ち主の連絡先がわかるというものです。
これはタグの発信音が聞き取りにくい騒がしい環境などでは特に重宝しそうです。こちらは2022年の発売が予定されています。
グレードアップした4モデルは米国ではすでに発売され、価格はTile ProとTile Slimが34.99ドル(約4000円)、Tile Mateが24.99ドル(約2800円)、Tile Stickerが29.99ドル(約3400円)となっています。
- Original:https://techable.jp/archives/164386
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi