Apple Watch Series 7はSeries 6(5、4、SE)に比べて本体サイズが僅かに大きくなり、ディスプレイが20%大きくなりました。見た目の変化、内部性能の変化など旧機種と比べるとどれくらい違うのかを調べました。
ディスプレイサイズは一目瞭然
Apple Watch Series 7の最大の特徴は大きくなったディスプレイです。Series 4、5、6、SEに比べて20%、Series 3に比べて50%大きくなったディスプイは比べるとその差がはっきりします。
上記写真、左がSeries 3、中央がSeries 6、右がSeries 7となります。Series 7のディスプレイの大きさは一目瞭然です。またベゼルの幅もSeries 7ではその細さが目立ちます。
Series 3とSeries 7を並べて比較した写真ではその違いがさらに明確になります。Series 3ではベゼルが太いだけでなく、長方形に切り取られたディスプレイが表示領域の狭さを際立たせています。一方でSeries 7ではベゼルが細くなったこともあり、ディスプレイ表示が本体からはみ出しそうな錯覚さえ抱いてしまいます。
サイズ、重量
Apple Watchは大きなモデルチェンジごとにサイズが大きくなり、重量が重くなっています。ケースサイズはSeries 3(38ミリ、42ミリ)、Series 4,5,6,SE(40ミリ、44ミリ)、Series 7(41ミリ、45ミリ)となっており、Series 3からSeries 7で3ミリ大きくなっています。
Series 3とSeries 7を並べると大きくなっているのはわかります。しかしSeries 4とSeries 7を並べても一見してサイズの差は分かりません(上記写真 左:Series 4、右:Series 7)。よく見ると違うのですが、1ミリの差は大きな差ではない気がします。
一方、本体の重量はSeries 3(26.7グラム、32.3グラム)、Series 4(30.1グラム、36.7グラム)、Series 7(32.0グラム、39.8グラム)となっています(全てアルミニウムケースの重量)。Series 3からSeries 7で5.3グラム〜7.5グラム重くなり、Series 4に比べても2.0グラム〜3.1グラム重くなっています。
この重さの差は当然装着感の差につながります。しかし装着するバンドによってApple Watch全体の重量は大きく変わってきます。本体の数グラムの差は誤差の範囲ともいえます。あまり気にする必要はないかもしれません。
内部性能と処理速度
Apple Watch Series 7に搭載されているチップはSeries 6と同等とされます。しかしSeries 4やSeries 3と比べると、その差ははっきり出てきます。
3機種で起動時間を比べると、Series 7が35秒で起動、Series 4は40秒、Series 3は135秒となりました。Series 3からSeries 4で一気に処理速度が向上したのは有名ですが、Series 7はさらに速くなっています。
これ以外にもSeries 3では操作時に処理が追いつかないことが多く、表示がカクカクしたり、アプリが突然落ちたり、内部性能の低さが目立ちます。Series 4とSeries 7の差は大きくはないのですが、差は実際に使っていてもわかるレベルです。性能的に最新機種に分があるの当然かもしれません。
その他の機能
これらの他にもApple Watch Series 7は古い機種にはない血中酸素ウェルネス機能や超広帯域通信に対応しています(ともにSeires 6以降に搭載)。またSeries 7から搭載された高速充電機能も大きな特徴になっています。Apple WatchはSeries 7でも着実に進化しており、新しくApple Watchを購入するならSeries 7はおすすめです。
また買い替えでも、古い機種に比べると機能や性能の差は歴然です。今使っている機種が古ければ古いほど、Apple Watch Series 7への買い替えはおすすめです。
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-412891/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania