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サイバーセキュリティのFlatt Securityが2億円調達、海外市場ターゲットのプロダクト「Shisho」開発を加速

サイバーセキュリティ事業やウェブエンジニアのための学習プラットフォーム「KENRO」(ケンロー)を提供するFlatt Securityは10月18日、第三者割当増資による約2億円の資金調達(一部借入を含む)を発表した。引受先はB Dash Ventures、フィンテック グローバル、事業会社1社。既存事業の収益と調達した資金により、海外市場を念頭に置いたセキュリティプロダクト「Shisho」(製品のβ版を提供中)の開発速度の向上を目指す。累計調達額は約4億5000万円となった。

Shishoは、グローバルで「組織内のプロダクト開発・運用業務とセキュリティ業務との分断の解消」を実現すべく開発されたプロダクト。技術的な核となる脆弱性の感知・修正エンジンをオープンソースソフトウェア(OSS)としてGitHub上で公開しており、製品のβ版の提供を10月6日より行なっている。

2017年5月設立のFlatt Securityは、サイバーセキュリティ領域を手がける東京大学発のスタートアップ。「セキュリティの力で信頼をつなげ、クリエイティブな世界を実現する」をミッションに掲げており、ユーザーのシステムに情報漏洩やデータ改ざんにつながる脆弱性がないかを調査する「セキュリティ診断」(脆弱性診断)やKENROを提供している。また、インターネット上で利用可能なソフトウェア・ハードウェアの脆弱性を調査する「脆弱性リサーチプロジェクト」を実施している。

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