台湾の調査会社TrendForceが、AirPodsシリーズの出荷台数が2022年には8,500万台まで増加するとの予測を伝えました。
2021年比3.7%増と予測
TrendForceは、2022年のAirPodsシリーズの出荷台数が、2021年比3.7%増となる8,500万台になると予測しています。
これにより、同製品のサプライヤーであるEpistarやDOWA、II-VI/Finisar、USIなどがその恩恵を受けると同社は伝えています。
AirPods(第3世代)に搭載されたセンサー
TrendForceは、AirPods(第3世代)は光電容量脈波測定(PPG:photoplethysmography)にもとづく装着検出機能を搭載していることを説明しています。
この機能を実現するため、AirPods(第3世代)には、2つの異なる波長を持つ4つのSWIR(短波長赤外線)LEDチップと2つのInGaAsフォトダイオードが搭載、SWIRをEpistarとDOWAが、InGaAsフォトダイオードをDOWAとII-VI/Finisarが供給しているようです。
TrendForceは、SWIR LEDチップを活用することで、将来的にウェアラブルデバイスにおいて、心拍数や血中酸素濃度、体内の水分量や血糖値、血中脂質、血中アルコール濃度などが測定できる可能性があると述べています。
Source:TrendForce, DOWA
Photo:Appledsign/Facebook
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- Source:iPhone Mania
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