iPhone13シリーズやM1 Pro/Max搭載MacBook Proなどの魅力的な製品を相次いで発表したAppleは、2021年第4四半期(10月~12月)に記録的な売上を記録することが期待されています。
しかしながら、世界的なチップ不足により業績に影響が出る可能性が指摘されています。
iPhone13 ProだけでなくiPhone11/12も在庫不足
世界的なチップ不足により、当初は影響を受けないと予測されていたAppleも、供給不足に悩まされています。
人気の高いiPhone13 Pro/Pro Maxは、発売から1カ月たったにも関わらず、すべての色やモデルで入手困難な状況が続いています。
Apple Storeの従業員によると、異例のことですが、一部の従業員は不満を抱いている顧客への対応が増えていると述べているそうです。
さらに、Bloombergによると、古いモデルであるiPhone11やiPhone12も11月中旬まで納期が遅れているとのことです。
MacBook Pro、Apple Watch、iPadも在庫不足
また、M1 Pro/Max搭載のMacBook ProやApple Watch Series 7も、最大で1カ月以上のバックオーダーとなっています。
iPadの各種モデルも納期が11月末になっており、在庫が足りない状況です。
一方で、HomePod mini、AirPods 3、AirTag、Apple TV、AirPods Proといった製品は供給量が多く、小売店での即日出荷や引取が可能とされています。
また、Appleは過去にもサプライチェーンの問題を乗り越える能力が強いことを示したことから、アナリストたちは概して明るい見通しを持っているとのことです。
一度に多くの製品を発表したことがその自信の表れであるといいます。
アナリストたちは2021年第4四半期に、Appleが前年同期比7%増の1,200億ドル(約13兆6,798億円)という記録的な売上となると予測していますが、現在の供給不足がこの数字に影響を与えるかどうかは不明です。
Appleは10月28日に同社2021年第4四半期(7月~9月)の業績発表をおこなう予定です。
Source: Bloomberg via 9to5Mac
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-414410/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania