さまざまなビジターを受け入れ、「多目的のビジネスパーク」にするとうたっています。2020年代後半にも運用を開始する計画です。
完全に民間運用
航空宇宙企業のBlue Originはロケットの開発などを手掛けていて、創業者のジェフ・ベゾス氏も自社ロケットで宇宙飛行したのは記憶に新しいところです。一方、Sierra Spaceも宇宙船を開発していて、今回のプロジェクトではそれぞれの先端技術を持ち寄ります。
また、両社が共同でOrbital Reefを建造しますが、BoeingやRedwire Space、Genesis Engineering Solutionsといった宇宙産業をリードする企業やアリゾナ州立大学の協力も得るとしています。
最大10人滞在
Orbital Reefについて、Blue Originの上級副社長ブレント・シャーウッド氏は「宇宙にアクセスしやすくし、コストを抑え、そして宇宙飛行を普通のものにするのに必要なサービスやアメニティを提供します」と発表文で述べています。
コストを抑えると言ってもそれなりの額になることが見込まれ、誰でも気軽に宇宙に行けるという時代はまだ先のように思われますが、研究・開発を行う企業にとっては有効な選択肢となるかもしれません。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/165367
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi