Appleが、新型MacBook Proのハイインピーダンスヘッドホンの自動検出機能と、内蔵デジタル-アナログコンバーター(DAC)についてサポート文書で解説しています。
ハイインピーダンスヘッドホンを自動検出
Appleは、14インチと16インチの新型MacBook Proに搭載した3.5ミリヘッドホンジャックについて、ハイインピーダンスヘッドホンの接続を検出して、自動的に調整すると説明しています。
現地時間10月27日に、Applはサポート文書を公開し、新型MacBook Proのヘッドホンジャックには直流電源検出機能があり、ヘッドホンのインピーダンスに応じて出力レベルと自動調整する、と解説しています。
外付けヘッドホンアンプ不要で高音質再生が可能
ヘッドホンのインピーダンス(抵抗)の値は、高いほどノイズが少ないクリアな音を聞くことができますが、同時に再生される音も小さくなるため、コンピュータと組み合わせて使うには、別途ヘッドホンアンプが必要でした。
新型MacBook Proにインピーダンスが150オーム未満のヘッドホンを接続した場合は1.25ボルトRMS、150オーム〜1,000オームのヘッドホンを接続した場合は3ボルトRMSに電圧が自動調整されるため、外付けのヘッドホンアンプは不要になる、とAppleは説明しています。
サンプリングレート最大96kHzのDACを内蔵
MacBook Proに内蔵された、デジタル-アナログコンバーター(DAC)は、最大96kHzのサンプリングレートに対応しており、MacBook Proにヘッドホンを差し込むだけで、原音に忠実で解像度の高い音を聴くことが可能です。
なお、Appleは、新型MacBook ProとあわせてM1 Pro、M1 Maxに最適化し空間オーディオコンテンツの制作に対応した音楽制作アプリLogic Proのアップデートも発表しています。
Source:Apple (1), (2) via MacRumors
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-415802/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania